今回は、無料でダウンロードできていたAdobe Photoshop CS2の話題です。
ウェブ制作やデザインの仕事をしている人ならけっこう知っていたと思うのですが、Photoshop CS2は無料でダウンローできていました。
Photoshop CS2だけではなく、Illustrator CS2などのAdobe CS2の製品がすべてが無料でダウンロードできてたんです。
しかも、つい最近まで!
ところが、2019年5月ころに無料ダウンロードを終了してしまった噂が海外の人のツイートなんかを検索すると上がっていました。
今回は、本当に無料ダウンロードが終了してしまったのかを、公式サイトから検証してみたいと思います。(まだあるのを見つけたらぜひコメントなどでご連絡お待ちしております!)
≫ Adobe公式サイトで「無料Photoshop CS2」を探す
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Windows10でも動いていた無料ダウンロードのPhotoshop CS2
最近まで無料ダウンロードできていたAdobe CS2製品は2005年リリースなんですね。
当時僕はウェブ制作会社にいたので、デザインや画像加工にはPhotoshop CS2がメインのソフトウェアでした。かなり使いやすかったです。
CS2からもう14年、なんどもバージョンアップを重ねていますが、実は、Windows10のPCで現役でCS2使ってます。
一応、現行品のPhotoshop CCのライセンスも持っているのですが、それでも、起動が早いCS2を使うことが多いです。
なので、ダウンロード終了はとても残念ですね。
ちなみに、すでにPhotoshop CS2をダウンロードしているのにWindows10で起動できないという方は下のサイトなどが参考になるのではと思います。
参考:Windows10で無料配布Photoshop CS2を使うための設定。ダウンロード先や不具合の修正方法など。
もともとmac版Photoshop CS2の無料ダウンロードはなかった。その理由。
ただ、最近まで無料ダウンロードで使えていたのはWindows版のPhotoshop CS2のみで、mac版は使えませんでした。
というのは、無料ダウンロードAdobe CS2製品は、Intel macのCPUに対応しなかったためです。
Appleは2005年まで別のCPUであるPowerPCを使っていたのですが、2006年からintel製のCPUに切り替えが行われました。
Photoshop CS2がリリースされたのが2005年で、ちょうどその切り替えの時期にあたるんですね。
正確には、mac版Photoshop CS2も無料ダウンロードできたのですが、以前のPowerPCのCPUにしか対応していなかったため、現行品のmac pcでは使えなかったということなんです。
余談ですが、画像のリンク先によると、2020年にAppleはまたIntelから自社チップに戻す噂があるようです。
【検証してみた】2019年5月、無料Adobe CS2製品のダウンロードページに辿り着けないらしい?
2019年5月にダウンロード終了したようなのですが、本当に無料Photoshop CS2ページに辿り着けないのか検証してみましょう!
Adobe公式サイトページの右上の「ログイン」の隣、アイコンから検索ができます。
で、Adobe公式サイトで検索してみました。
≫ Adobe公式サイトで「無料Photoshop CS2」を探す
以前はこれでPhotoshop CS2などの無料ダウンロードページに辿り着いていたと思うのですが・・・
Adobe製品の古いバージョンをダウンロードする方法はあるけど・・・
Adobe公式サイトで「CS2」で検索すると、トップにダウンロードページがでてきました。
そのダウンロードページの下の方です。
「古いバージョンを再インストールする方法」というリンクがあります。
リンク先、「古いバージョンのダウンロード」ページです。
ただ、こちらは「アドビアカウント」でログインして、購入履歴を見るので、おそらくCC(Adobe Creative Cloud)以降の製品しか再ダウンロードはできないような感じですね。
うーん、残念ながらやっぱりCS2無料ダウンロードには行けないようですね・・・。
もしも、どこかにあったという方がいましたら、ぜひコメントください!
≫ Adobe公式サイトで「無料Photoshop CS2」を探す
一方、現行品Adobe CCの値段はいくらなんでしょうか?
Adobe CCの値段を比較。値段のバランスがおかしい・・・笑
2000年代ころの買い切りのAdobe製品の値段を知っていたら、驚くと思います。
はっきり言って、安いです。
当時は、Photoshop CS2、Illustrator CS2とあとなんやかんや付いていて、たぶん20万円くらいしてましたよね。プロソフトであって、アマチュアが個人で使うソフトではなかったです。
現在は月額で使えます!!
アマチュアにも開放した感じですね(たぶん安く広く売った方が儲かると分かったんでしょうね)
Creative Cloudのプランと価格リスト。
では、現行品Adobe CC (Creative Cloud)の値段を比較してみます。下のリンク先からプランを見られます。
≫ Creative Cloudのプランと価格【Adobe公式】
以前の買い切りのパッケージ版のときからAdobeはアカデミック版というのを出していて、学生・教職員向けにはかなり安く提供していました。
これが健在です!
現在のAdobe Creative Cloudでは名称が「学生・教職員版」となって、同様に格安で提供しています。最大65%OFFだとか?
Adobe CCプラン | 月額 |
---|---|
Photoshop – 単体プラン | 2,480円/月 |
Illustrator – 単体プラン | 2,480円/月 |
Lightroom – 単体プラン | 980円/月 |
フォトプラン(Photoshop + Lightroom) | 980円/月 |
コンプリートプラン | 5,680円/月 |
コンプリートプラン(学生・教職員版) | 1,980円/月 |
Adobe CCプランの価格リストです。
この値段のバランス!おかしすぎじゃないですか!?笑
PhotoshopやLightroomを単体プランで使うくらいなら、980円のフォトプランにしますよね!(僕はフォトプランで契約中です!)
そして、学生・教職員版のさらにおかしいくらいの安さ!
コンプリートプランはぜんぶ使えるということなので、動画編集のPremiere ProやAfter Effectsも使うことができます。
そんな夢のプランが1,980円/月ってなんでしょうか笑。通常のコンプリートプランよりたしかに65%OFFになってます!
≫ Adobe CC コンプリートプラン 1980円(学生・教職員版)
Adobeの動画編集ソフト
無料ダウンロードが終了したPhotoshop CS2とAdobe CCの値段比較 – まとめ
というわけで、今回は無料ダウンロードが終了の噂のPhotoshop CS2の話題と、現行品Adobe CCの値段比較をしました。
個人的には使い慣れていたPhotoshop CS2のダウンロードが終了らしいというのは残念ですが、以前とは違ってかなり格安でAdobe製品が使えるというのはいい時代とも言えますね。
とりあえず、値段のバランスがおかしいので損しないように気を付けてください!笑。Photoshopが使いたければ「フォトプラン」、学生・教職員なら「コンプリートプラン」が安すぎますので!最後まで読んでいただきありがとうございました。