こんにちは、Daddy山です。
今回は東京昭和レトロなビルにフォーカスしてみました。先日訪れた、銀座奥野ビルを紹介します。
Youtubeでも紹介していますので、合わせてご覧ください。
東京の昭和レトロ「銀座奥野ビル」とは?
東京都中央区銀座1-9-8
1932年(昭和7年)に竣工し現在,築86年ということで第2次の戦火を乗り越え今も尚圧倒的な存在感を放つ。
こちらのビルディングは現在 Art Galleryが多く入るお洒落な銀座の顔ともいえる代表的な建物だ。
かつては「銀座アパートメント」といわれ まだ珍しいエレベーターを備えた高級集合住宅だった。
設計は同潤会アパートで知られる川元良一氏
手すりのデザイン、蛇腹のうち扉があるエレベータ。階数表示のアナログ式表示板、しかもデザインがロマネスクな感じで素敵です。
周囲は有名デパートや高級ブティックがひしめく中、突如として現れるこのレトロなビルは内部も当時のままを保存して管理されているところが貴重といえます。
消防設備や上下水の配管、配電などもいい雰囲気が出ています。
銀座奥野ビルには誰でも入れます。
ビル自体はギャラリーが多いこともあり、どなたも入場が可能です。
一階テナントにはアンティークショップ「Y’s ARTS」、「UNION WORKS]が入っている。
入口右にありますステンレスのポスト群がやや昭和後半のイメージでしたが、そのまま先に目をやりますと打ち扉、外扉と二重になっているエレベーターの存在に期待が高ってきます。
見上げれば階数を知らせるインジケーターがレトロな味わいを見せます。
では、実際に訪れた様子を紹介します。
実際に訪れた奥野ビルを紹介。手動式エレベーター。
手動式エレベーターの黄色の打ち扉をしっかりと閉めて、まずは6階まで登ってみます。
大人4人乗れるだろうか?
少し不安なこの狭さもたまりませんね。
6階に到着しました。
後に乗られる方のことを思いしっかりと打ち扉は閉めます。
いろいろなギャラリーが入っているのが分かると思います。
人が1人すれ違えるかどうか?という感じの狭い通路を通り、別館の方にも行ってみますと、それぞれのの趣向を凝らしたギャラリーのテナントが雰囲気に花を添えています。
階段で下って行きました。手すりの感じもいいですね。
配管、配電盤がむき出しなのはマニアには堪らないだろう~
一階に戻ってくると、エレベーターから階段奥までの鶯色のタイルが美しい!
昭和レトロな「銀座奥野ビル」 – おわりに
というわけで、今回は昭和レトロな「銀座奥野ビル」を紹介しました。
古いビルが取り壊されていく中、銀座の昭和7年のビルは貴重な存在です。銀座を訪れた際には、奥野ビルのギャラリーを覗いてみるのはいかがでしょうか。おすすめです。