「Dandyism」の追及は永遠なれ~

ダンディズムを調べるとかなり意外な意味であり、今までの自分の無知さを恥ずかしく思う。。

ダンディ―とは身なり・巧みな言葉使い・余裕ある趣味といったものを特に重視しながら、あくまで無頓着を装ってそれらを追求し自らに陶酔する男や女の精神を指す。
とある。 女のダンディにあたるものはクウェインチュレルというらしい。。

わたしDaddy山のワードローブを開けてみると、これまで捨てずに所有してきたものは8割ほどがVintage-Classicなモノばかりでリプロダクション、流行りの現代の既製服などは明らかに手元から去っていたことになる。

約35年前より古着と言われたものにのめりこみ、他人と被らないもの、好きな音楽などを表現できるものなどに固執してきた。
1950年代中期の音楽Rock’nRoll,Swing,Hillbilly,JumpBlues,LatinJazz,の影響とインテリアはもちろんMid Centuryの George Nelson,Isamu Noguchi
ペイントはキュビズム・ロシアアヴァンギャルド・オルフィスム系のアーティストが好きだった。 ピカソはもちろん、ダリ・フランシス・ピカビアなどが特に好んでいたけれど、後のコレクションとしては90年代以降の西海岸を中心としたLow Brow Artにハマってしまいました。

この話はまた別の機会に特集します。。

話はそれてしまいましたね。戻します。

昔の服といっても既製服とfullorderのテーラー物がありますけれど、やはり1940年代あたりまではスーツ・ジャケットとトゥラウザース・ウェストコートなどはオーダーが当然のようですね。素敵な時代です。戦後大量生産に変わると、生地も製法もグーンと量産的になってきますが。

僕もその昔、代官山の”SMITH Clothing” 現David Clothingで購入した1930~40年あたりのデッドストックのスーツを今でも大事に保管しています。
思い出して久々にT-shirtsの上から(邪道)すみません。。着てみました。
「ん~、姿勢が良くなりますね~」英国ですがユダヤ系のテーラーだそうです。
ピークドの襟がデカくて肩パットが尖っていてウエストが重いっ切りシェープされていて、これなんだな~って思いますね。。


ラベルはこんな感じ


トゥラザースはこんなにWIDEなシルエットです。 コインポケットもこんなに大きく、懐中時計用ってことだろうと思います。 サイドのアジャスタもこんな立派
当然ボタンフライです。裏地もコットンですが素敵なストライプです ね。

次は珍しい分厚いグレイフランネルのシングルピークド襟のジャケットです。


これは特に変わってましてボタンの位置が凄いカッコいいところについているんですよ~

裏のこの手縫いの芯据えはなんかお見事!

続いて30~40’sのスポーツジャケット ブリティッシュグリーンのコットン地にレアな真鍮のファスナーが現在でも快調に上下できます。
メーカーは Adastra

ラベルはこんなにカッコいい~


袖のカットもこんなに巧みですよ~。

続いて30’sの ブーツ こちらはアメリカ製ですが、確かメーカはSHUWみたいな名前の。カンガルー革なので艶がでまくりです。。柔らかくてとても履きやすいです。

次に30’sのドレスシューズ タン色 こばのステッチの細 かさが半端じゃありません~。現在では不可能なほどの細かさ

最後におまけで 40’s~50’sのネクタイをまとめてパシャっと! 手描き風、アールデコ風、手描きレジメン・となかなか面白いパターンを集めてみました。

もう一つ最後に RING JACKET社さまのトゥラザースとジャンパー・後は他社様のフェアアイルウールジャンパーです。 カッコいいですね~

とまぁこんな感じです今回は。次回は続きをまた~