この寒い冬、国産ダウンジャケットを着よう!大ブレイクの水沢ダウン試着レポートと、今が狙い目のNANGAを紹介。

こんにちは、Cody米田です。
この冬の寒さは厳しいですね~。東京でも大雪が降り、氷点下4℃は48年ぶりだとか…。

人気のダウンジャケット

寒い冬に欠かせないのはダウンジャケットですね。人気のものはアウトドアブランドではお馴染みのノースフェイスpatagonia、そして最近はカナダグースモンクレールもよく見かけるようになりました。カナダグースは10万円前後、モンクレールでは20万円というお値段。

ファストファッションが台頭してユニクロのウルトラライトダウンが流行って久しいですが、ここにきて高価でも質の良いものは売れているみたいですね。景気も良くなっていると言うことでしょうか。とくにカナダグースが売れる理由には、その「ロゴ」が有名になってきたことも一因だとか。

今回は品質では引けをとらない二つの国産ダウン、「水沢ダウン」と「NANGA」をご紹介したいと思います。大ヒットした「水沢ダウン」は実際に着用してきましたのでそのレポートをメインにお届けします。

水沢ダウンとは?

水沢ダウンは2008年誕生のデサントオルテラインのダウン。岩手県奥州市(旧水沢市)の工場で、職人の手作業でひとつひとつ作られているそうです。主にアウトドアブランドユーザーに知られていたものが、セレクトショップに置かれるようになって一気に認知度が広がったようです。価格帯は8万円~。

デサント社ですが、てっきり海外のメーカーだと思っていました…。少年野球をやっていたころにお世話になったんですよね。懐かしい…。

水沢ダウン、実際に着てみました!

ということで、どこがそんなにすごいのか実際に着てみました。訪れたのは新宿のアウトドアショップL-Breathです。

手作りと言うことで流通数が少ないうえに、この東京の寒さ!!
あったのはラスト1点のみでした!
試着させてもらい、スタッフの方に人気の理由や機能性について聞きました。とても丁寧に説明していただきました。

■水沢ダウン人気の理由
やはり人気の理由はセレクトショップに置かれるようになったことのようです。そして、機能性をあげるあまり、出荷数が以前よりも少なくなっているのではないか?とも話されていました。

品薄の理由は、前年に買えなかった人がチェックしていたのでは?と。
年末に店頭に並ぶと、いくつかはすぐに出てしまったとのことです。

水沢ダウン試着レポート!

とお話を聞いた上で、何がそんなにすごいのかと、実際に着てみました!

着たのはこちらのANCHOR(アンカー)という定番のタイプ。高級ダウンはやっぱり違いましたよ!!

■ボリューム!
売り場のハンガーにかかっているのを見ただけでは分からなかったのですが、着たときの羽毛のボリューム感!!ほんと羽毛に包まれているような安心感。それだけで寒さは防げるだろうというところ。

■圧着技術!
さらに機能。
ダウンジャケットはどのメーカーのものでも、中の羽毛が分けられています(ダウンパック)が、それが縫い目ではなく、繊維を圧着するという方法なんです!これは見たことがありませんでした。
縫い目がないことで、完全に防風・防水が可能となるそうです。
あの縫い目を風が通るなんてダウンジャケットユーザーとして考えたこともありませんでした…。

■なのに通気性!
これだけ密閉度が増すと気になるのはその熱くなったときの対策。
それもちゃんと考えられていて、前面のファスナーが2重になっていて、内側にあるメッシュのファスナーにすることで体の熱気を逃がすことができるようになっていました。
メッシュはそこだけではなく、わきの下にも!
ここもファスナーを開けることで熱を逃がせるんです。脇汗対策は助かりますね~

■動きやすさ!
説明を聞きながら、腕を上げてみたときに気づいたのですが、その動きやすさもちょっとびっくりしました。
ボリュームがあるから動かしにくいのかと思ったら、そんなことはないんですね~。さすがはデサント、スポーツメーカーでした。

そのとき僕が着ていたのはアパレルのダウンジャケット。形は気に入っているのですが、なかなか動きと言うといまいちだったので、余計に驚いてしまいました。

というわけで、水沢ダウンほんとおすすめのダウンジャケットでした!!
品薄ですので、店頭で見かけたら即買いですよ!
僕も、来年はサイズのあるうちに買いたいと思いました。

NANGA(ナンガ)とは

もうひとつ国産ダウンとしてはNANGA(ナンガ)があります。
滋賀県米原市の創業74年の「羽毛商品」メーカー。また、国内精製羽毛と熟練の縫製技術。やはり作っているのは職人さんなんですね。ダウンジャケットのほかにシュラフなども提供していて、アウトドアメーカーとしての信頼感があります。

こちらのナンガの商品決して安くないのですが、4~5万円という価格帯は近年の高級ダウンジャケット(ブーム?)の中ではお手頃に感じてしまいますね。
近年セレクトショップにも展開していますから、ナンガも人気に火が付けば一気に品薄になってしまうかも。今が狙い時かも知れません!

ナンガはまだ着用したことがないので、いつか着てみた際にはレポートをお届けしたいと思います。

おわりに

カナダグースモンクレールが人気ですが、こだわりと機能性は抜群の国産ダウン。しかも以外にもお求めやすさ!水沢ダウンNANGAの国産ダウンもぜひ注目してみてください。

水沢ダウン:https://us.descente.com/allterrain/mizusawa/
NANGA(ナンガ):http://nanga-schlaf.com/